- いせ虹こども園
こんにちは。いせ虹こども園です。
この夏、ふじ組ではカブト虫をみんなで育てました。
幼虫を昨年のふじ組から引継ぎ、「いつ成虫になるのかな~」と、子どもたちはとても楽しみにしていました。
7月に無事メス8匹、オス2匹が成虫になり、ケースに入れてお当番がエサやりや霧吹きで水をかけて大切に育ててきました。
すると子ども達が「ずっとケースの中じゃ狭くないのかな?」と一言。
そこで、ケースから出してみて床においてあげることにしました。つるつる滑って歩きにくそうなカブト虫を見て、「布を置いてあげよう!」と用意してあげたりしてカブト虫がお散歩しやすい様に工夫してみます。
オスのカブト虫に<カブ君>と名前を付けて「お家を作ってあげよう!」と廃材を使い、自分たちでカブト虫が楽しめる家を考えながら作りました。カブト虫が飛ぶとキャーキャー言いながらも楽しそうな子どもたちです。
毎日ケースから出して一緒に遊ぶことで段々と愛着がわいてきたようです。
夏が終わりに近づき、カブ君達は死んでしまいました。
ありがとうの気持ちを込めて土に埋めてあげました。「踏まれない場所にしよう」「近くに埋めてあげると遊べるよね」と死んでしまったカブト虫を埋める時には場所も考えて埋めてあげました。
子ども達なりに色々な事を考えたようです。
この経験を通して、お世話する大変さや命の大切さについて少しでも子ども達が感じることができていたらいいなと思います。