身の回りの自立 自分でできると嬉しいな(たんぽぽ組 2歳児) - 日の出医療福祉グループ
  • 北おうじ虹こども園

身の回りの自立 自分でできると嬉しいな(たんぽぽ組 2歳児)

園庭に出る前や入室の際、食事の際には身の回りのことをする場面が多くあります。たんぽぽ組になってから日々自分でやってみたい、上手くできなくて悔しい、自分で出来るようになってうれしい、などの様々な気持ちを経験してきた子どもたち。

 

「園庭に出る準備」

月刊絵本を読み終えるとケースから靴下、帽子を手に取り向きを確認しながら履いています。靴下を履くとかかとの部分が上になって履いていることに気づきもう一度履きなおしてみる姿も見られました。

上着をロッカーから取り出すと袖を通しチャックも自分で上げてみようと頑張っています。チャックははじめの部分が難しく「おてつだいして~」と伝えてくれることもあり、少し援助をすると子どもたち自身で上までチャックをあげ「できた~」ととてもうれしそうに伝えてくれます。

「園庭から入室する準備」

靴を脱いだ後お友だちがみんな揃うのを待ってくれている時には子どもたちが好きなわらべうたを唄いながら待ってくれています。上着は袖を両方内側に畳み、その後半分に畳んでいます。畳み方を覚えている子どももおり「自分でできるよ~」と畳んでロッカーに入れてくれています。

手洗いは冬になり長袖の袖を捲ることを忘れてしまうことや捲ることが難しい様子も見られますが袖を自分でギュッと持って捲り丁寧に手を洗っています。

「食事の際」

食事の時には自分でエプロンをつけ手や口を拭いて「いただきます」と食べ始め、食べ終わると食器を重ねてからエプロンを丸め「ごちそうさまでした」と食事を終えています。また、食べる際には食器に手を添えて食べる姿やスプーンも上手持ちから三点持ちで食べてみようとする姿が少しずつ見られるようになってきました。

 

身の回りのことをする際「自分で全部やってみたい」「お手伝いは嫌!でもできなくて悔しい」「全部先生がやって~」など場面によってや子ども達一人ひとりによって思いは様々です。0歳児の頃から着脱の前には「靴下履いてもいい?」などの言葉掛けをしてから援助をするように関わっており、2歳児になり自分の思いを言葉にして伝えてくれるようになってきたため子ども達から伝えてくれるまで先回りの援助ではなく子どもたちのその時の気持ちに合わせた関わりをするようにしています。甘えたい気持ち、できなくて悔しい気持ちをたくさん経験しながらもできることが日々増えていき、できた時には子ども達自身が自信に満ち溢れた表情をしてくれます。今後も子どもたちの自分でやってみたい気持ちを十分に受け止めていきながらできた喜びを共有していきたいと思います。

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