- 広報
日の出医療福祉グループの本部で
小児救急の研修が行われました。
参加したのは、訪問看護ステーションに勤める看護師のほかに
こども園の保育士、放課後等デイサービスの職員たち。
介護事業が長い法人とあって、
これまで訪問看護は、高齢者を中心に行ってきました。
しかし!
おうちで医療的ケアを必要としているのは
高齢者だけではありません!
子どもたちも多くいるのです。
そこで
サポートを必要としている子どもたちの力にもなりたい!と
今年から小児医療の研修をしています。
きょうの講師は、
兵庫県立こども病院の藤原健太先生。
救急・HCU病棟で
小児救急看護認定看護師としてご活躍されている方です。
テーマは「小児の救急蘇生」
子どもの呼吸中枢はまだまだ未熟で体力もないため、
呼吸困難など子どもの異常を
いち早く察知し対処することがなにより重要であると
藤原先生はおしゃっていました。
座学のあとは、実践!
胸部圧迫を学びました。
子どもの場合、胸部圧迫を
1人で行う場合と、2人で行う場合で異なるそう。
<1人で行う場合>
人差し指と中指で圧迫し
圧迫:換気=30:2
<2人で行う場合>
両手で乳児の胸のあたりを抱え、親指で圧迫
圧迫:換気=15:2
医療に無知な私には、これくらいしか理解ができなかったのですが、
看護師にとっては、小児と高齢者の違いも多かったそうで、
終始真剣な表情で研修に臨んでいました。
「健康に不安のある子たちも
安心して受け入れられる園にしたい!」
おかもと虹こども園の辻副園長も参加しました。(写真左)
医療的ケアが必要なすべての人の役に立てるように
日の出医療福祉グループの職員は
一生懸命頑張っています!!