【事業所紹介】大西メディカルクリニック 在宅事業部 - 日の出医療福祉グループ
  • 広報

【事業所紹介】大西メディカルクリニック 在宅事業部

社会福祉連携推進法人 日の出医療福祉グループの社員法人である、医療法人社団 奉志会の大西メディカルクリニック在宅事業部(訪問診療部門)をご紹介します。

 

大西メディカルクリニック 訪問診療
地域で支える医療のかたち~患者様とご家族に寄り添って~

<クリニック概要>
大西メディカルクリニック
診療科目:整形外科、内科、健康診断・各種検査、美容医療、訪問診療
所在地:〒675-1115 兵庫県加古郡稲美町国岡2-9-1(Googleマップ
ホームページ:https://onishi-mc.com/

 

訪問診療について

大西メディカルクリニックでは、外来診療だけでなく、患者様の生活をサポートするための訪問診療を提供する「在宅事業部」を設けています。
在宅事業部では、外来に通えなくなった方のご自宅に伺い、定期的に診察、治療を行います。
住み慣れたご自宅や施設で、安心して快適な毎日を過ごせるよう、医師や訪問看護師、訪問リハビリスタッフ、ケアマネージャーなど、多職種が連携したチームで支援しています。

詳しくはホームページをご覧ください
https://hoshikai-zaitaku.com/clinic/onishi/

 

医療法人社団 奉志会 副理事長/在宅診療部統括部長
医師 大西 潤


経 歴
2015年 埼玉医科大学 卒業
2015年 埼玉医科大学病院 勤務
2017年 明石医療センター 総合内科 勤務
2023年 医療法人社団 奉志会 副理事長 就任
医療法人猪瀬整形外科クリニック 理事長 就任
医療法人社団 北瀬循循環器科内科 理事長 就任

 

<大西潤先生のスケジュール>
8:55 出勤・朝礼

9:00 職員と情報共有

9:30 午前の訪問診療に出発

09:40 個人宅にて診療

11:00 帰社 カルテ作成

12:00 休憩

13:00 デスクワーク

13:50 午後の訪問診療に出発
同行する事務職員と患者様の打ち合わせをしながら移動

14:00 介護施設にて診療
介護施設の看護師や介護職員と情報共有をして、入居されている患者様の診療を行います。
 

17:00 帰社 デスクワーク

18:00 退勤

 

1日の平均訪問件数
個人宅訪問の場合:10人
施設訪問の場合:40人

 

<大西潤先生にインタビュー>
●医師になったきっかけは?

私の幼少期は、自宅の1階が大西整形外科(現在の大西メディカルクリニック)だったこともあり、医療の存在を身近に感じて育ちましたが、正直なところ「医師になりたい」という目標はありませんでした。しかし、大学受験の際に親が医学部の願書を勝手に提出したことをきっかけに、医師への道を歩むことになりました。

●在宅医療を選ばれた理由を教えてください

大学病院で研修をしていた時、いろいろな診療科を回る中で感じたことがありました。それは、専門領域以外の患者様を他の先生に引き継ぐ場面が多かったことです。「自分でも診ることができるのでは?」と思うことが何度もあり、次第に、特定の分野に特化するスペシャリストではなく、幅広い診療ができるジェネラリストを目指したいと考えるようになりました。

その後、家庭医療に力を入れている明石医療センターでの研修を通じて在宅医療に出会いました。家庭医療は、病気の診療だけに留まらず、患者様の生活環境や家族関係、社会的背景にまで目を向けながら包括的なケアを行うことが求められる分野です。
ただ単に「この病気にはこの治療」と決めつけるのではなく、たとえば薬を飲む時間が取れない、家庭で十分な食事を作れないといった背景、さらには精神的な課題にも目を向けます。

こうした広い視野を持つ医療にやりがいを感じ、家庭医療の考え方を実践しつつ、患者様に寄り添うことができる在宅医療が、自分に最適だと感じて選びました

●仕事のやりがいは何ですか?

やりがいはたくさんあります。ご自宅にお伺いした時に、患者様やご家族との会話を通じて患者様の新たな一面を知れた時にはとても嬉しい気持ちになります。住み慣れたご自宅でリラックスされた状態の患者様といろいろなお話ができる時間は、本当に貴重だと思います。

また、看取りの場面でご家族から感謝の言葉をいただいた際には、「お手伝いができて良かった」と心から思え、深くやりがいを感じます。

●印象的だったエピソードを教えてください

病院で治療中に、食べ物をうまく飲み込めず肺炎を繰り返してしまい、病院から「食べることができないので長くは持たない」と言われた患者様がいらっしゃいました。しかし、ご自宅に戻られてから普通にご飯を食べられるようになり、驚くほど回復されたんです。このように、住み慣れた自宅や入居施設に戻ることで、思わぬ回復を見せる方は少なくありません。こういった出来事は、非常に印象に残っています。

●普段心がけていることは何ですか?

基本的には患者様が「どうしたいか」を大切に考え、ご家族など周囲の方にもその意思を尊重していただくよう促しています。自宅で生活される患者様を支えるご家族の負担は非常に大きいと感じますので私たちがどうサポートできるか考えるようにしています。

あとは「怒らないこと」ですね。医師ってどうしても「偉そう」「怖い」っていうイメージを持たれることが多いので、患者様やご家族、職員と円滑なコミュニケーションを取るために、常に穏やかに接することを心がけています。

●休日はどのように過ごされていますか?

私は子どもが3人いるので、家族サービスが中心ですね。子供たちと遊んだり家族で楽しい時間を過ごしています。

●最後に、在宅事業部の今後の展望や目標について教えてください

他の事業所との連携を強化して、より質の高い医療を提供し続けたいと考えています。医師、看護師、事務職員といったスタッフ間での情報共有をさらに深めることで、患者様一人ひとりに対する治療の質を向上させたいと思っています。

稲美町においては、訪問診療をメインに行う事業所がまだ少なく、特にがんや重症患者様を診ることのできるクリニックも限られています。だからこそ、家で過ごしたいと望まれる方々のために、必要とされる存在であり続けたいと思っています。
また、コロナ禍で一時中断していた地域向けの勉強会を再開するなど、地域とのつながり深めながら、選ばれる医療機関を目指していきたいです。

採用情報

今回ご紹介した大西メディカルクリニック在宅事業部が所属する奉志会グループの訪問診療では、医師、看護師、事務職員、営業職員、ドライバーが一丸となり、地域で生活される患者様のケアに日々取り組んでいます。
このようなチームの一員として、私たちと一緒に、地域医療を支えるやりがいのある仕事に挑戦してみませんか?
現在、医師、看護師、事務、ドライバーなどの各職種で一緒に働いてくださる仲間を募集中です!

奉志会グループ訪問診療採用サイト

https://hoshikai-zaitaku.com/recruit/

日の出医療福祉グループ 採用ポータル
カテゴリー